2016年4月5日火曜日

アメリカの雰囲気を感じる「本牧商店街うんちくツアー」(その6 安田屋呉服店)

「ゴールデンカップ」の美味しいランチを食べ、昔懐かしいロックなどを聞いてすっかりアメリカンな気分になったところで、次に訪問するのは、なんと「和」の雰囲気満載の「安田屋呉服店です。
明治44年の創業といいますから、100年以上の歴史がある老舗なんですね。


これは建築プランナーから聞いた話ですが、古い呉服屋さんがある商店街はいい町なのだとか。
本牧通りには2軒あるのかな。
店内には呉服だけではなく祭用品や小物なども揃っています。
昭和20年5月29日の横浜大空襲では本牧の町も焼け野原になってしまったそうです。
元町から歩いてきて麦田のトンネルを抜けると、本牧まで見渡すことができたという話もあります。


米軍は空襲前、どこに焼夷弾を落とすかという詳細なデータを作っていたといいますが、なんと「安田屋」のあるこの場所も候補地だったと。
作務衣や地下足袋なども販売しています。これなんか完全に和風ですが、商品棚の上にはアメリカの雰囲気を感じさせるものがありました。
そういえば、まだ米軍ハウスがあった頃、本牧では国際盆踊り大会をやっていましたよねぇ。
(つづく)

0 件のコメント:

コメントを投稿