2015年4月26日日曜日

第10回商店街うんちくツアー 交流会編


 上台集会所に集まった参加者は2班に分かれて商店巡りに出発した。


 うんちくツアーの旗を持って参加者を案内する嶋田昌子さん。
 


 「パン工房 はれぱん」、薬膳カフェ「スプリングドア」、創作イタリアンバル「バンビーノ」を回った参加者は、再び上台集会所に集まりここで交流会に。最初に本郷町商栄会会長から昔の商店街の様子をお聴きした。
 

 
 小さい寝具店をやっていましたが、倉庫は広かったですね。

 昭和30年代、40年代は米軍エリアⅠ、Ⅱ、根岸なども含めて商圏にしていました。やがて西武団地もできてかなり広がりました。

 暮れになるとどの店もよく売れたものです。
 アーケードの下は子供連れでは歩けないほど混雑していました。

 当時は本郷町商栄会の宣伝部長をやっていたので、いろいろな企画を立てました。
 射的なんかもやったのですが、ちょっと趣向を凝らしていましたね。景品は宝くじや世界の切手、あるいは商店街の商品などを入れた缶詰でした。
 それを50万個も作ったのです。

 当時はグレンダイザーというロボットが流行っていて、玩具の「やまざき」でもよく売られていましたが、これの大きなものを本牧に呼ぶ計画を立てたのです。

 3メートル以上の高さがあるのです。こんなのが本牧通りを歩くのですから交通はストップさせなければなりません。
 警察と交渉して、交通安全のイベントとしてやることになりました。

 しかも、このあと交通指導員になることも条件になっており、おかげさまで今も交通安全協会で活動をさせていただいております。

 このイベントには13万人くらいの人出がありました。アーケードの上にもお客さんが一杯ならんでいたものです。


 これは「スプリングドア」の薬膳カレーの試食。ほんの少しですが・・・


 運営委委員の方々がご飯にカレーをかけています。


 
 2種類ありました。


 こんな感じでできあがり。


 これを食べながら「スプリングドア」の店主からお話を聞きます。


 薬膳カフェ「スプリングドア」は2011年11月にオープンしました。
 昨年はガチ丼に出場し、今年はガチカレーに参戦しています。もちろん薬膳カレーです。
 (皆さんに試食していただいた黒いカレーが薬膳カレー)

 黄色いご飯を作るために「うこん」を使うことを考えましたけど、この食材は妊婦さんにはあまり良くないので、パームフルーツを使用しました。
 これはビタミンA,Eのほかにコエンザイムも豊富です。
 
 黒いカレーですが、そこに黒ゴマを入れて、まろやかに仕立て上げました。

 薬膳を始めるきっかけは、20歳の時に病気にかかり、自然食の勉強をしたことに始まります。
 それまでの食べ方がよくなかったことに気がつきました。生野菜もよくありません。



 食べ物には陰と陽があります。
 地上の物は身体を冷やす、地下の物は身体を温める、そういうことも知っておいた方がいいですね。
 カレーも体を冷やすのです。

 事務の仕事をしながら、そういうことに気がつつように・・・。
 そのころ、このままでいいのかと考えはじめ、事務の仕事を辞めました。自分の棚卸をやったんです。
 そして職業訓練行きました。

 開業してから、「食って、こんなに人を幸せにしてくれるんだ」と言われた時、本当に嬉しかったです。






posted by よんなん


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